H16.5月更新
先即制人
せんそくせいじん
 相手より先に事を行えば優位に立つことができるということ。

「先んずれば即ち人を制す」と読む。ふつう「先んずれば人を制す」と言う。
「先んずれば即ち人を制し、後るれば則ち人の制する所と為る」
                          
(『史記』項羽紀)から。

陳勝らが兵を挙げた秦の二世皇帝の頃、会稽の守殷通(いんとう)が項羽の叔父項梁に反乱を勧めた折の言葉。このあと項梁は項羽に殷通を殺させ、守の印綬を奪って挙兵した。
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