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田中会計だよりtanakakaikei dayori

田中会計だより

 副所長 田中一誠が時代を読み解く

炭鉱の町 池島
平成25月6月

             
     
副所長の部屋

 

 みなさんこんにちは。大分暑さがきつくなりましたが、お変わりありませんか?梅雨らしからぬ晴天が続いております。

さて、今回は616日に東京の税理士 熊王征秀先生と福岡の税理士 太田崇先生が長崎にいらっしゃいましたので、池島にお連れしました。6月に長崎出身の俳優 金子昇さんが主演を務める「池島譚歌」が上演されておりますが、その影響かテレビで池島が取り上げられたこともあり、熊王先生がぜひ行ってみたいということで実現しました。私も長崎に長く住んでいながら池島は初めてでした。


                



当日は午前中やや靄がかかっていました。池島へは大瀬戸港からフェリーで
30分ぐらいでつきます。炭鉱があるときは8000人ぐらい人が住んでいたようですが、閉山後の現在では2百数十人まで人口が減少しているようです。ちなみに子供の数ですが多いときは1200人ほどいたようですが、現在では小中学校合わせて6名が在籍しているようです。見えている建物のほとんどが廃屋ですが、建物から当時の活気が偲ばれます。





                     



見えているところが池島の炭鉱跡です。池島の名のとおりもともとフェリー乗り場も含めて池だったところを掘削して船着き場にしていたようです。当時は5000トンクラスの船が出入りをしており、見えているベルトコンベアで船に積み込んでいたようです。池島の近海はサメなどが出現するため遊泳は禁止だそうです。






                        





これは浮などを利用して作成したということです。




これは今では廃屋ですが8階建てのアパートです。長崎は坂が多く4階ぐらいにも入口がありということでエレベータもありません。当時は役職の上の方が下の階の方に住んでいたとのことです。ちなみに当時の家賃は1000円だそうです。

 

この穴から下まで降りていたようです。毎秒10メートルで下まで降りるのに100秒ほどかかったそうです。




これは平和記念像を造られた北村西望のお弟子さんが作られたようです。





この海の下に坑道が掘られているとのことで、網目のように広がっているようです。行動の長さを足し合わせると全部で約100キロにもなるそうです。





昼食後(炭鉱弁当)、いよいよ炭鉱内へ。左が太田先生、右が熊王先生です。意外と似合っています。






                      





トロッコで坑内に入ってきました。中は涼しく20℃ぐらいだそうです。



係りの方が冗談を交えながら丁寧に解説をしてくださいました。とても分かりやすかったです。





 

このような機械で掘削をしていたとのことでした。イメージとは違い池島炭鉱では機械化が進んでおり、私の炭鉱のイメージとは大分異なって、自動化されていたのに驚きました。池島炭鉱で働かれていた方は現在では途上国を中心に技術指導を行っているとのことです。池島は今や多大な国際貢献を果たしているようです。

係りの方がおっしゃっていましたが、今、震災の影響で原子力発電から火力発電への見直しが注目されていますが、また炭鉱を復活させるのは技術力の衰退などで無理でしょうとのことで、少しさびしい気もします。

今回の池島は「長崎さるく」を使わせていただきました。ご興味がありましたら下記へアクセスしてみてください。個人的には午前の部をお勧めします。

 

長崎さるく

http://www.saruku.info/

 


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